ピンサロで大きく脚を広げている

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まともな神経は壊れていて、味わい尽くした余韻だけが体中を甘く駆け巡っていた。胸にまたがったままで見下ろすと、全身の力を奪われて心細げに横たわっている姿が愛おしくなってきた。そして、いつかは自分が逆の立場だった事を思い出しながら、包み込んで抱き締めた。ただ、優しく癒してあげたいだけだった。自分の中の魔物はすっかり満足したみたいで、心の奥へと帰っていった。「ホントに・・・ゴメン」それだけ言うと後は言葉に詰まってしまうので、優しく口づけをした。
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